ビッグイシュー基金とは

市民が市民をサポートする“再チャレンジ”応援プロジェクト

『ビッグイシュー基金』とは、有限会社ビッグイシュー日本を母体に設立された非営利団体です。<設立経緯>
ビッグイシュー基金は、一度失敗しても“やり直しのきく”社会の形成にチャレンジし、ホームレスの人たちが自立し、再び社会に復帰できるようにする、以下のような多面的なサポート事業を行います。

市民や企業のみなさまの応援 企業・団体サポーター会員/市民応援会員/ボランティア/寄付→
個人の方の応援方法企業・団体の方の応援方法
ビッグイシュー基金
つながって生きる-ホームレスの自立応援プログラム生きやすい社会をととのえる-ホームレス問題解決のネットワークづくりと政策提案市民が社会をつくる-ボランティア活動と市民参加
応援するには?寄付と会員のご案内 ビッグイシュー基金スタッフブログ 路上脱出ガイド全国各地で作成・配布中 若者をホームレスにしないために 被災地の路上から

ビッグイシュー基金が考える「ホームレス問題」とは

ホープレスになり、ホームレスに
人はなぜホームレス状態になるのでしょうか。失業して収入をなくし、家賃を払えなくなり住居を失くす。この2つの条件だけで人はホームレスにはなりません。3つ目に、友人や家族などの身近な絆を失い、独りぼっちになり希望をなくす。つまり、人はHopelessになりHomelessになるのです。


ではホームレスとは一体誰なのでしょうか?
ある研究者は、社会の激しい変化に対応できない人だといいます。だから、誰がホームレスなのかを調べれば、その社会が誰を弱者に仕立て上げようとしているのかがわかるとも言います。かつての日本のホームレス問題は古いタイプの製造、建設・土木などの産業に従事してきた中高年の男性労働者の失業とかかわっていました。今は、これらに加え、派遣切りにあった20代、30代の若いホームレスが増えつつあります。

厚生労働省の2015年1月調査でのホームレス人口は6,541人と、前年に比べ967人減っています。07年1月調査では平均年齢57.5歳、5年以上野宿する人は59%と、高齢化と野宿生活の長期化が指摘されていました。ここでのホームレスとは「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所として日常生活を営んでいる者」と、野宿生活者に限っています。ところが、翌08年のリーマンショックによる世界同時不況により、30万人にもおよぶ派遣労働者の解雇などにより、20〜30代の若いホームレスが増えています。彼らの多くはネットカフェや24時間営業の飲食店などで夜を過ごしています。日本においても、国際的なホームレスの定義である、固定した住居をもたない人、また、それを失うおそれのある人という定義に従えば、その数はかなりの数になると考えられます。

ホームレス問題は社会の構造の問題であるとともに、社会の変化やその未来や、人間の生き方にかかわる根源的で、しかも誰の目にも見える問題なのです。
私たちは、ホームレス問題を「社会的排除をともなう現代的な貧困問題」という氷山、その頂点をあらわしている問題だと考えています。


ホームレスを救う、それは“社会自身”を救うということです。
ホームレスやワーキングプア、これらの人々を放置することで困るのは、まずは当事者の人々ですが、実は、本当に困るのは“社会自身”なのではないでしょうか? 社会の“連帯”が失われ、社会の問題を解決する社会の力自体が弱くなるからです。

ホームレス問題は、今、あなたのすぐ隣で起きている出来事です。そして、ホームレスという人種はどこにもいません。ホームレス状態におかれている人がいるだけなのです。

“無関心”であることから一歩踏み出して、まず、路上で暮らす「人生をあきらめない」人たちの声に、耳を傾けてみてください。

2015年7月1日

check!ホームレス問題を解決する3つの応援プログラム

まずは、生きる意欲や人間としての誇りを取り戻すことからはじめます。

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